LWA / Life With Art(ルワー)
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洗練された大人の街 丸の内で アート散歩! 「丸の内ストリートギャラリー」

ぷらいまり。

2022.07.25

赤いレンガが魅力的な東京駅の駅舎をはじめとした歴史的な建造物や、「東京ステーションギャラリー」「三菱一号館美術館」などの文化施設も並ぶ、大人の街・丸の内。丸ビルなどの大きなビルが並ぶ「丸の内仲通り」には街路樹も並び、ウィンドウショッピングをするのも楽しい街ですが、この通りを中心に、たくさんの洗練されたパブリックアートが設置されているのをご存じですか?

この記事では、東京駅から気軽にアート散歩を楽しめる「丸の内ストリートギャラリー」を、展示作品と展示場所をあわせてご紹介します。

「丸の内ストリートギャラリー」とは?

「丸の内ストリートギャラリー」は、「丸の内仲通り」を中心に、近代彫刻や世界で活躍する現代アーティストの作品を展示するプロジェクト。1972年にはじまり、なんと今年で50周年を迎えるのだそう!2022年6月には50周年を記念して、新作の設置や作品の一部入れ替えを実施。現在、19点の作品が展示されています。

このプロジェクトを手がけているのは、三菱地所株式会社と公益財団法人彫刻の森芸術文化財団。「彫刻の森美術館」は、箱根にある国内最初の野外美術館。「彫刻の森美術館」で展示されていた作品など、世界で活躍するアーティストたちの質の高い彫刻作品が集まっているんですね。

それでは、有楽町駅から大手町の駅の間に設置された19点の作品を見てみましょう!

作品マップ
作品マップ

石畳の並木道が心地よい 有楽町駅付近(有楽町駅〜馬場先通り)

有楽町駅からビックカメラを過ぎ、国際ビルと新国際ビルの間にあるのが「丸の内仲通り」。歩道には街路樹が並び、床は石畳になっているのでお散歩にも心地の良い通りですね。

日中は歩行者天国となり、お散歩もしやすい「丸の内仲通り」
日中は歩行者天国となり、お散歩もしやすい「丸の内仲通り」

キム・ハムスキー 《ルネッサンス》

キム・ハムスキー 《ルネッサンス》
キム・ハムスキー 《ルネッサンス》

新国際ビル側に設置されているのは、北ベトナム生まれのキム・ハムスキーによるブロンズ製の作品です。ファッション系ポスターに描かれたイラストレーションのような、スタイリッシュな作品ですね。人間の顔などの表皮をめくったような幻想的な作品を手がけるアーティストですが、本作も、めくれた頭皮がそのまま髪になっています。

ジム・ダイン 《展望台》

ジム・ダイン 《展望台》
ジム・ダイン 《展望台》

国際ビルの前に設置されているのは、アメリカを代表するポップアートのアーティストの一人、ジム・ダインによる作品。「ハート」、「バスローブ」、「道具」などの日用品をモチーフにした作品でも有名なアーティストです。本作は《ミロのヴィーナス》をモチーフにした2体のブロンズ像。

一見、白く優雅な雰囲気にも見えますが、《ミロのヴィーナス》と比べて見ると、頭部が無く、身体も荒々しくけずられ、岩場のように荒々しい台座の上に立っています。「ベビーベットの中で白い木の柵に取り囲まれていた幼い頃の記憶を、2体のヴィーナスで表現した」という作家の個人的な記憶を表現した作品は、見る人によって異なる印象を与えるかもしれません。

中谷ミチコ《小さな魚を大事そうに運ぶ女の子と金ピカの空を飛ぶ青い鳥》

中谷ミチコ《小さな魚を大事そうに運ぶ女の子と金ピカの空を飛ぶ青い鳥》
中谷ミチコ《小さな魚を大事そうに運ぶ女の子と金ピカの空を飛ぶ青い鳥》

2022年に新しく設置された、日本のアーティスト・中谷ミチコによる作品です。一般的な「浮彫り」は、実際のモチーフと同じ凹凸が彫刻で表現されるのに対して、彼女の作品はその凹凸が反転しているのが特徴。凹凸が反転すると、角度を変えて見た時にも彫刻と常に目が合い続け、彫刻からこちらが「見られている」かのような不思議な感覚を感じられます。

中谷ミチコ《小さな魚を大事そうに運ぶ女の子と金ピカの空を飛ぶ青い鳥》 凹凸の反転した独特の彫刻作品です
中谷ミチコ《小さな魚を大事そうに運ぶ女の子と金ピカの空を飛ぶ青い鳥》 凹凸の反転した独特の彫刻作品です

⿂の泳ぐ⽔をスカートで⼤事そうに運ぶ⼥の⼦をモチーフにしたこの作品。女の子は妊婦、魚は胎児を表しているといいます。そして、胎児は誰もが通る道。全ての人を表しているんですね。裏面は、金色の鏡面になっており、鑑賞者と街の風景をうつしこみながら、同じように凹凸が反転して彫られた青い鳥がはっきりと浮かび上がります。

中谷ミチコ《小さな魚を大事そうに運ぶ女の子と金ピカの空を飛ぶ青い鳥》裏側にも彫刻がなされているのでこちらもお見逃しなく!
中谷ミチコ《小さな魚を大事そうに運ぶ女の子と金ピカの空を飛ぶ青い鳥》裏側にも彫刻がなされているのでこちらもお見逃しなく!

草間彌生 《われは南瓜》

草間彌生 《われは南瓜》
草間彌生 《われは南瓜》

二重橋スクエアにあるのは、水玉の作品で有名な草間彌生の作品。カボチャをモチーフとした彫刻作品です。ぐねぐねと柔らかい形状で、大きな水玉模様を持ったかぼちゃの上に、ちょこんと乗っている水玉模様のヘタがなんとも可愛らしいですね。

草間彌生 《われは南瓜》
草間彌生 《われは南瓜》

石の質感の違いを利用してヘタの部分に施された水玉の表現もかわいらしいです

つるりとして目にも心地よい素材は、黒御影石。草間が初めて石彫で制作された作品であり、自身のテーマである「永遠(とこしえ)」に例えたものなのだとか。半永久的に残る素材(黒御影石)に南瓜(作家自身)が重ね合わされた作品なのですね。

移動式カフェのコーヒーを片手に… 東京駅東側エリア(馬場先通り〜行幸通り)

馬場先通りをわたると、丸の内ブリックスクエアが見えます。この周辺の広場には複数の作品があるので見ていきましょう。

丸の内ブリックスクエア
丸の内ブリックスクエア

澄川喜一 《白のマスク》

澄川喜一 《白のマスク》
澄川喜一 《白のマスク》

日本の近代彫刻を代表する彫刻家、澄川喜一。東京スカイツリーのデザイン監修なども手がけています。アフリカのドゴン族の木彫の古い仮面を購入したことをきっかけに制作をはじめた、「顔」をイメージした「MASK」シリーズの作品です。

それでは、ここで少しだけ通りからそれて、三菱一号館美術館前の「一号館広場」に入って行きましょう。こちらには3つの彫刻作品が展示されています。

三菱一号館美術館の前にある「一号館広場」
三菱一号館美術館の前にある「一号館広場」

ヘンリー・ムーア 《羊の形(原型)》

ヘンリー・ムーア 《羊の形(原型)》
ヘンリー・ムーア 《羊の形(原型)》

英国式庭園をイメージしたこの広場の中央に佇むのは、イギリスを代表する彫刻家、ヘンリー・ムーアの作品。世界中で多くのパブリック・アートを手がけています。彼の作品の特徴は、穴が貫通している横たわる像。この作品も、その形状的な特徴があらわれているように見えます。芝生の中に展示されている様子も、牧草地にいる羊のイメージと合いますね。

タイトルにある「原型」とは、彼の作品制作の過程では、最初に小さなマケット(雛型)を作った後に、中間サイズの「原型」へと拡大、そこからさらに大きく(本作品は高さ5m70cmも!)拡大した野外作品へと展開しており、その中間サイズのものという意味。最終的な作品はイギリスのヘンリー・ムーア財団が所蔵しています。

バーナード・メドウズ 《恋人たち》

バーナード・メドウズ 《恋人たち》
バーナード・メドウズ 《恋人たち》

こちらは、ヘンリー・ムーアの最初のアシスタントでもあるバーナード・メドウズの作品。ゆったりとした丸みを帯びた作品は、師匠であるヘンリー・ムーアの影響も感じさせますね。鏡面の中に「一号館広場」が取り込まれるように映り込む様子も美しい作品です。

アギュスタン・カルデナス 《拡散する水》

アギュスタン・カルデナス 《拡散する水》
アギュスタン・カルデナス 《拡散する水》

パリのシュルレアリスム運動で活躍したキューバの彫刻家・アグスティン・カルデナスの作品。彼もまた、ヘンリー・ムーアから影響を受けており、さらに、ブランクーシやジャンアルプの影響も受けていると言われています。

イタリアのカラーラでは大理石の作品、ピエトラサンタではブロンズの彫刻作品を制作してきたアグスティン・カルデナス。本作品はカラーラ産の白大理石製で、自身のルーツであるアフリカの原始美術を思わせる造形志向によって、広がる水を有機的に表現しています。

H&P.シャギャーン《Matching Thoughts》

H&P.シャギャーン《Matching Thoughts》
H&P.シャギャーン《Matching Thoughts》

アンリ・シャギャーンとピエール・シャギャーンの2人組のユニットによる作品。このユニットでの作品は、あくまでも2人の楽しみとして制作しているものだそう。

新作となる本作品は、2004年に描いた”頭”のようなモチーフが起点となったもの。2人とも近代美術へのリスペクトを持っており、今回の作品は、ロダンのような近代までの彫刻の伝統が持つ造形的な部分を踏まえつつ、ビジュアルが目立つだけで終わりではないものを目指したといいます。2体で1つの彫刻となっており、「”秘めた怒りを持つ人”と”聖人”のような関係」がイメージされているそうです。

舟越桂 《私は街を飛ぶ》

舟越桂 《私は街を飛ぶ》
舟越桂 《私は街を飛ぶ》

日本を代表する彫刻家のひとりで、神秘的な雰囲気を持つ木彫の半身像が有名な船越桂による作品。今回の作品は本展のために制作された新作で、彼にとって初の着彩されたブロンズの作品です。

舟越桂 《私は街を飛ぶ》 幻想的な彩色なども含め 是非近くで見ていただきたい作品です
舟越桂 《私は街を飛ぶ》 幻想的な彩色なども含め 是非近くで見ていただきたい作品です

並木道の中に佇む中性的な人物像はどこか遠くを見つめているようで、また、その表情は微笑んでいるようにも、何かを憂いているようにも捉えられ、見る人によって違った感情を捉えられそうです。頭部にぽこぽこと飛び出して表現されているのは、教会、本、そして、この展示場所と同じ並木道。記憶や思い、自然、個人の心の中にもある距離や空間的広がりを表しているようです。

名和晃平 《Trans-Double Yana(Mirror)》

名和晃平 《Trans-Double Yana(Mirror)》
名和晃平 《Trans-Double Yana(Mirror)》

緑の並木道の中で目をひく銀色の鏡面仕上げの像は、彫刻家・名和晃平による作品。彼は、リアルとデジタルの双方を駆使した作品を多く手がけてきています。東京ガーデンテラス紀尾井町にある鹿の像《White Deer》などでも有名なアーティストです

この作品も、3Dスキャンしたポリゴンの表面にエフェクトをかけ、そのデータを立体作品として表現する手法をとった「Trans」というシリーズの作品。「リアルに存在する身体と、情報として存在する身体性が重なるような彫刻」というアイディアを元に制作されています。アルミの無垢材を機械で削り出したという彫刻は、光を反射して輝くような存在感と、周囲の風景を移し込んで溶け込むような周囲との一体感の両面が感じられます。

名和晃平 《Trans-Double Yana(Mirror)》
名和晃平 《Trans-Double Yana(Mirror)》

なお、この作品の向かいにある三菱商事ビルの前には、「丸の内ストリートギャラリー」の作品ではありませんが、彫刻家・安田侃による大理石の彫刻作品《天空》も展示されています。すべすべと滑らかで目にも心地よいこちらの作品も、是非チェックしてみてくださいね。

安田侃《天空》
安田侃《天空》

パヴェル・クルバレク 《ニケ 1989》

パヴェル・クルバレク 《ニケ 1989》
パヴェル・クルバレク 《ニケ 1989》

チェコスロバキアに生まれ、スイスで活動した彫刻家・パヴェル・クルバレク。この作品は、フランスのルーブル美術館に所蔵されている《サモトラのニケ》(勝利の女神像/紀元前190年頃)のオマージュ。《サモトラのニケ》は、翼のはえた勝利の女神「ニケ」が空から降り立った様子を表現した彫像で、頭部と両腕が失われた彫刻です。こちらでは、その形態は抽象化されていますが、凜とした強さと存在感のエッセンスを抽出したような作品です。

落ち着いた大人の雰囲気 東京駅西側エリア(行幸通り〜大手町駅)

「行幸通り」まで来ました。この通りの中央にある歩道からは、東京駅が真正面からきれいに見えます。あともう少し、頑張って歩いていきましょう!

行幸通りから見る東京駅
行幸通りから見る東京駅

イゴール・ミトライ 《眠れる頭像》

イゴール・ミトライ 《眠れる頭像》
イゴール・ミトライ 《眠れる頭像》

ポーランドの彫刻家 イゴール・ミトライは、トルソー(胴体のみの彫像)に関心を持ち、その彫刻作品では、身体の一部を大胆に切り取ることによって、人間の身体の美しさとはかなさ、苦しみ、そして時間の経過によって退化していく人間性などを表現しています。

本作品は、顔を包帯で覆われた、ギリシャ彫刻のような人物の頭部だけが切り出されています。その表情は読み取ることができませんが、遙か彼方を見つめているようにも、外ではなく自身の意識に目を向けているようにも見えます。イタリアのカラーラの白大理石でつくられた彫刻で、真っ白く滑らかな肌の素材も美しい作品です。

ティモ・ソリン 《日光浴をする女》

ティモ・ソリン 《日光浴をする女》
ティモ・ソリン 《日光浴をする女》

スウェーデンとフィンランドで活躍する彫刻家、ティモ・ソリンの作品。ヘンリー・ムーアの作品に触発され、なんと独学で彫刻をはじめたアーティストです。金属プレートを折り曲げて形をつくり、力強い色彩で彩った人物の像を多く制作しています。人体、主に女性に触発された作品を多く手がけており、本作品も、情熱と活力の感じられる女性が表現されています。

ティモ・ソリン 《日光浴をする女》 様々な角度から見るのが面白い作品です
ティモ・ソリン 《日光浴をする女》 様々な角度から見るのが面白い作品です

ジュゼッペ・スパニューロ 《無題》

ジュゼッペ・スパニューロ 《無題》
ジュゼッペ・スパニューロ 《無題》

イタリアのアーティスト、ジュゼッペ・スパニューロは、陶、テラコッタ、砂、ブロンズなど多岐にわたる素材で作品を制作してきています。ブロンズ製の本作品にはタイトルが無く、巨大な柱が折れたような作品からは具体的なモチーフも読み取れません。一方で、そのために、抽象的な無機質な物質にも、人体のような有機物を表しているようにも捉えることができる作品です。

レナーテ・ホフライト 《凹凸のブロンズ》

レナーテ・ホフライト 《凹凸のブロンズ》
レナーテ・ホフライト 《凹凸のブロンズ》

ドイツの彫刻家 レナーテ・ホフライトは、その土地に焦点をあてた多くのパブリックアートを手がけています。そしてその作風は、大理石を用いた光の彫刻や、オーディオビジュアルインスタレーションなど、多岐にわたります。

こちらの作品では、鏡面のブロンズに滑らかな凹面と凸面がつくられています。凹面は丸の内テラスの風景を反転して映し、凸面は車道を吸い込むような形でに映し出し、通りの風景を一変させる視覚トリック的な面白さもある作品です。

ルイジ・マイノルフィ 《巨大な町》

ルイジ・マイノルフィ 《巨大な町》
ルイジ・マイノルフィ 《巨大な町》

イタリアの彫刻家 ルイジ・マイノルフィの作品。紙、テラコッタ、凝灰岩、ブロンズ、木、鉄など、さまざまな素材を用いて作品を制作するアーティストです。

ルイジ・マイノルフィ 《巨大な町》
ルイジ・マイノルフィ 《巨大な町》

本作品は、一見、妊婦のような身体に見えますが、その表面には無数の窓のような凹凸が。身体を「家」のようにとらえているのかもしれません。夜には作品の内側から光を照らし、窓からあたたかい光の漏れる作品として展示しているそうです。

さて、ここで「丸の内仲通り」は行き止まりになりますが、そのまま「大手町タワー」内の「大手町の森」を真っ直ぐ進んでいきましょう。

たくさんの緑と木漏れ日が気持ちよい「大手町の森」
たくさんの緑と木漏れ日が気持ちよい「大手町の森」

松尾高弘 《Prism“Dahlia+Peony”》

大手町ビル エントランス
大手町ビル エントランス

つきあたりにある大手町ビルのエントランスのガラス窓を彩る光のインスタレーションは、光のアート作品を手がけるアーティスト 松尾高弘さんの作品。プリズム光学樹脂でつくられた花のオブジェに太陽光が入り、虹のような光が幻想的に差し込みます。天気や時間帯によっても異なる表情が見られる作品ですね。

松尾高弘 《Prism“Dahlia+Peony”》
松尾高弘 《Prism“Dahlia+Peony”》

さて、最後に東京駅に戻りましょう。

三沢厚彦 《Animal 2017-01-B2》

三沢厚彦 《Animal 2017-01-B2》
三沢厚彦 《Animal 2017-01-B2》

最後は、東京駅の手前「丸の内オアゾ」のエントランスに佇む存在感のあるクマの像。日本の彫刻家 三沢厚彦の作品です。動物をモチーフとしたほぼ原寸大の木彫作品シリーズ「ANIMALS」が有名なアーティストです。

三沢厚彦 《Animal 2017-01-B2》
三沢厚彦 《Animal 2017-01-B2》

「クマ」と聞くと想像するかわいらしいイメージと、獰猛なイメージの両方が共存し、ユーモラスな雰囲気でありながらも神々しさも感じられますね。

駅近の開放空間で ゆったりアートを満喫!

19の彫刻作品を見てきました。距離にして1.2kmほどで、急いで歩けば15分ほどの距離。でも、ゆったり写真を撮ったり、休憩したりしながら、1時間〜1.5時間程度かけてのんびり歩くのも楽しいです。

丸の内仲通りは、平日は11時〜15時、土日・祝日は11時〜17時は歩行者天国となり、移動式のカフェなども出店しています。

密な空間は避けたい昨今ですが、開放的で木漏れ日も心地よいこんな場所で、のんびりとアート散歩を楽しんでみませんか?

文・写真:ぷらいまり。

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【基本情報】第43回丸の内ストリートギャラリー

展示期間:2022年6月~2025年5月(予定)
展示場所:丸の内仲通り、丸の内オアゾ前、大手町ビル
展示アーティスト:H&P.シャギャーン、アギュスタン・カルデナス、イゴール・ミトライ、キム・ハムスキー、草間彌生、ジム・ダイン、ジュゼッペ・スパニューロ、澄川喜一、ティモ・ソリン、中谷ミチコ、名和晃平、パヴェル・クルバレク、バーナード・メドウズ、舟越桂、ヘンリー・ムーア、松尾高弘、三沢厚彦、ルイジ・マイノルフィ、レナーテ・ホフライト *五十音順

ぷらいまり。 ライター / ぷらいまり。

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